2.音楽ファイルが出来るまでの工程

目次

まず、自分が音楽ファイルを作成するまでに踏む工程を書きます。
作る物にもよると思いますが、ほとんどの人が大体同じ工程を踏みます。
  
1,作詞、作曲
2,編曲(アレンジ)
3,演奏(打ち込み)
4,レコーディング
5,ミックス
6,マスタリング
7,エンコード
  

■各工程の概要について
今回の記事ではミックスを主眼として書くので、深く言及はしませんが、大体の内容は知っておく必要があります。
  
・作詞、作曲
 歌物の曲を作る際は作詞も含めて曲を作成します。
 曲によって、詩を先に作ったり、後から付けたりします。
  
・編曲(アレンジ)
 作成した曲をアレンジします。
 ここではどんな楽器に、どのように演奏してもらうか、どのような構成にするか、どの程度の早さ(テンポ)なのか、等々を決め。この工程で曲の形ができあがります。
 楽譜を作る場合は、この工程で楽譜が完成します。
 ある程度演奏家にゆだねられる場合もあります。
  
・演奏(打ち込み)
 アレンジされた曲を演奏します。
 DTM(パソコンで音楽を作る音楽)の場合、MIDIデータを作成することと同義です。
  
・レコーディング
 演奏した音を録音します。
 DTMの場合はこの工程を特に意識することはありません。
 私の場合は直接PCに録音します。
 録音は(同時に演奏したとしても)楽器、声毎に別々に録音します。
 たとえば、ギター、ベース、ドラムス、ボーカルの編成の曲だとしたら、
 ギターの録音データ、ベースのデータ、ドラムスのデータ(正確には各太鼓、シンバル毎、および全体の響きのデータ)、ボーカルのデータといくつもの録音データを作成します。
  
・ミックス
 レコーディングで作成した複数の音データに対し、それを一つの音のデータにまとめる作業を行います。
 ステレオの音源(昨今のポップスの音楽はステレオ音源、スピーカーを二つ使って再生する方式)を作成する場合は2-mixの音源を作成すると言います。
 2-mixとは、右のスピーカーから出す音と左のスピーカーから出す音の2つの音のデータにミックスするということです。
  
・マスタリング
 ミックスの作業で作成された2-mixの音源に対して処理を行い、音圧(全体的な音量)の調整を行うことです。
 今回は一つのファイルを作る事を目的なので該当しませんが、本来はCDを作成する際に曲毎の音量を調整する目的で行う作業となります。たとえば、一つのCD内で【トラック1】と 【トラック2】 の音圧が大きく異なる場合、リスナーは曲が変わる毎にボリュームを操作しなければなりませんが、この作業を行うことでリスナーはCDを通してボリュームを操作する必要がなくなります。
   
エンコード
 音楽ファイルを作成するためには、最後に圧縮(ファイルの容量を小さくする)を行う必要があります。マスタリング後の音楽ファイルのデータは通常のCD音質の場合44.1kHz,16bitのWavファイルになります。インターネット等に公開する場合は転送負荷を考慮して、mp3の形式に変換することが一般的です。mp3は圧縮率は高いですが、非可逆圧縮のためエンコード後で音が劣化します。
  
これは私感になりますが、どの工程においても前の工程の出来が良くないと良い結果を生みにくい様です。