6.Mixに必要な機材2ソフトウェア

目次

DAW

DAWは、ディジタル・オーディオ・ワークステーションの略称だそうです。音のデータを作成する上での起点となるソフトウェアとなります。PCにDAWさえはいっていれば、とりあえずミックスダウンを行うことが出来ます。
DAWはミックス用途以外にも、打ち込み、レコーディング、マスタリング等があり、音のデータを扱うことならば一通りはこなせます。
有名どころのソフトだと、私が利用しているCubase、他にProTools,Sonar,Logicなどがあります。(Macの標準で入っているソフトのGarageBandもおそらくそれに当たります。)フリーでも出回っているようですが、私は利用したことがないので割愛します。
上記ソフトには基本的なエフェクトが標準で搭載されております。フリーのDAWや、上記以外のソフトの場合どのようなエフェクトが搭載されているのかは知りませんが、たいていのDAWではプラグインによってエフェクトを追加することが出来ます。音質の改善や、足りないエフェクトがある場合はプラグインを別途購入、またはフリーの物を利用しましょう。

Mixで最低限必要なエフェクト

Mixを行う際に必要なエフェクトは、コンプ、EQ(パラメトリックを利用するのが一般的)、リミッター、ディレイ、リバーブ。以上の5点は必要となると思います。中にはコンプを利用しないミュージシャンもいるでしょうし、空間系はディレイのみで行う(またはリバーブのみで行う)方もいらっしゃるでしょうが。Mixを続けていくならば、確実に利用することになるので、DAWをバンドルされている物や、フリーの物を利用していて標準では入っていない場合は、一通りそろえるようにしましょう。

プラグインの形式について

DAWをプラグインによって拡張するためには、プラグインの形式に気をつける必要があります。プラグインにはいくつかの形式があり、プラグインの形式にDAWが対応していなければ、そのプラグインを利用することは出来ません。
各サードパーディー製のプラグインを販売している会社では、代表的なプラグインの形式に対応しており、各種形式で販売しています。ただ、一部プラグインではその中のいずれかにしか対応していない物もありますので、プラグインの購入を考える際は必ず確認するようにしてください。
代表的なプラグインの形式は下記になります。
 ・VST
 ・AU
 ・RTAS
 ・DXi
たとえばCubaseなんかはVSTを利用し、ProtoolsRTASを利用するといった具合です。フリーのプラグインはVSTが多いといった印象を持ってます。

ASIOについて

オーディオ・インターフェースを利用するドライバにASIOという物があります。これはオーディオインターフェースを利用する規格の一つで、Cubaseを開発しているスタインバーグ社が開発したAPIです。Windows上のDAWオーディオインターフェースを利用する際に、よくASIOに対応したドライバを求められます。
ASIOに対応していないドライバの場合、Windows上のオーディオドライバ(MME)を利用しますが、ここを介することによる音質の劣化(Windows上のミキサーを介することにより音質が劣化するとのこと)や、チャンネル数の制限、サンプリングレート、量子化ビット数の制限、あとレイテンシーの問題が出てきます。
ASIOを利用すると、Windows上のドライバを介さないでオーディオインターフェースに出力することが出来るので、上記問題点を回避することが出来ます。
ドライバは各オーディオインターフェースを開発している会社から提供されていますが、ドライバがASIOに対応していないパターンもあります。
フリーのASIO4ALL等を利用して、擬似的にASIOと同等の環境を利用することも出来ますが、予めASIOに対応しているオーディオインターフェースを利用する方が無難だと思われます。